満ちる

満ちるその頃お付き合いをしていた彼は仕事の帰りなどによく、私の家に立ち寄っていました。
「休憩場所じゃないよ!」
と、言いながらも私は彼が数分でも立ち寄ってくれることが嬉しくて溜まりませんでした(笑)

基本的に休日はデートをすることが出来ていたのですが
平日は帰りが遅い彼でしたので、会って食事に行く・・・なんて事は出来ませんでした。
ですので、彼がこうして立ち寄るのも1時間も居ません。
お茶だけ飲んで帰る。
それだけでした。
それでも、彼の存在が私の部屋に満ちている気がしましたし、その気持ちだけで次の週末までを
楽しく過ごせるような気持ちになりました。

好きな人の空気・気配があるってとても幸せなことですよね。
彼との関係はそうやって続いていきました。
時期に
「一緒に暮らそうか?」という話も出るようになり、私は喜んでその言葉に頷きました。
具体的に、どの辺りに暮らすのか。
広さはどのくらいにするのか。
などと考えていたのですが、それが実現することはありませんでした。

実現していく過程で私たちは大きな衝突をしてしまい、彼とは別れることになってしまったのです(汗)
喧嘩などは滅多にしない私たちでしたので
その喧嘩は私にとって「悔やまれる喧嘩」でもありました。

  • 最新の記事一覧

  • カテゴリー

    • カテゴリーなし
  • 月別アーカイブ